気候病・天気痛
- zdazozheng
- 2020年10月29日
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初めて気候病外来ができたようです。昔から雨病み(アマヤミ)と言われておりました。気圧の変動に自律神経が反応する状態のことを言います。台風が発生したのと時を同じくして、頭痛が起きたり、古傷が痛んだり、動悸がしたり、目の奥が痛んだり、胃痛がしたり、症状の出方は、十人十色です。検査してもこれといった原因もなくご本人は、とてもつらい思いをします。こういう状態が続いていると、自律神経失調症と、診断されます。自分の意志で動かすことのできない臓器に関与する神経を自律神経といいます。ご存じの通り頑張りましょうの交感神経と作業終了してリラックスしてくださいの副交感神経系が働き、人間としての健康の恒常性を保っています。これも昔は、心臓神経症とか、胃神経症と言われておりました。専門外来が出来たことは良かったと思います。神経過敏・神経衰弱の状態の人が多いです。脳からの指令のほかに、お腹にある太陽神経叢もお腹全体の状態に深く関わっています。筋肉も固くなり気血のめぐりが悪い状態。東洋医学のツボ指圧は得意分野なのかもしれません。
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